ご挨拶
ブナの森動物病院は「動物医療を通じて地域社会に少しでも役に立ちたい」という思いを込めて、川崎市幸区南加瀬の地に2012年8月に開院いたしました。
より良い医療とは、飼い主様がわんちゃんねこちゃんの性格や病気を理解し、様々な治療法の中から納得できる治療を選択できることだと私は考えております。そのため、獣医師や病院スタッフは、適切な知識や技術を持つとともに、飼い主様に納得のいく説明ができるよう努めています。
また、専門性を高めるため、私は東京農工大学皮膚科での研修を経験していますし、副院長は眼科専門病院で週に一回研修しています。また、学会やセミナーなども最新情報を手に入れるため積極的に参加しています。
多様な人々が暮らす現代社会のなかで、動物とかかわる様々な社会的な問題が増加しています。わんちゃんにおいては、散歩時のマナーや鳴き声などの問題行動が原因で、ネコちゃんにおいては繁殖や排せつ物が問題となり深刻なご近所トラブルに発展したり、不幸にも保健所で殺処分されてしまう動物も後を絶ちません。
私はパピークラスやしつけ教室、避妊去勢手術の普及に力を入れることにより、こうした動物にかかわる社会的な問題の解決に微力ながら貢献できると考えています。
ひととどうぶつがともに生活するということが、社会にもっともっと受け入れられるよう願っています。